見えない内部が浮かび上がる家
- Yuki

- 5 日前
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数学の概念 | 建築で言うと |
波(電磁波・音波) | 小さな打診音・振動 |
散乱データ | 壁から返る反響 |
逆問題 | 反響から内部を推理 |
内部構造ρ(r) | 柱・梁・壁・空洞配置 |
人の行動
↓
波を発生
↓
建築が反応
↓
反応が可視化
↓
内部構造が“推論”される
① 空間の内部状態
まず、家の内部状態を関数として定義します。
ρ(x,y,z)\rho(x,y,z)ρ(x,y,z)
ρ\rhoρ:壁・柱・床・空洞・密度・素材など
(x,y,z)(x,y,z)(x,y,z):住宅内の座標
👉家とは「物」ではなく、連続した関数
② 人の行動が波を発生させる
歩く・話す・物を置く → 微弱な振動や音
u(x,y,z,t)u(x,y,z,t)u(x,y,z,t)
uuu:波動(音・振動・微弱電磁波)
ttt:時間
③ 波は空間構造の影響を受ける
住宅内では次の波動方程式が成り立つ:
∇2u−1c2∂2u∂t2+ρ(x,y,z) u=0\nabla^2 u - \frac{1}{c^2}\frac{\partial^2 u}{\partial t^2} + \rho(x,y,z)\,u = 0∇2u−c21∂t2∂2u+ρ(x,y,z)u=0
意味:
∇2u\nabla^2 u∇2u:空間での広がり
ρ(x,y,z)u\rho(x,y,z)uρ(x,y,z)u:構造が波を変形させる項
👉空間の形が、波の形を歪める
④ 観測されるデータ
壁や床のセンサーが受け取る:
D(t,r)D(t,\mathbf{r})D(t,r)
r\mathbf{r}r:センサー位置
⑤ 逆問題(ここが木村理論の核心)
ρ(x,y,z)=F−1{D(t,r)}\rho(x,y,z) = \mathcal{F}^{-1}\{D(t,\mathbf{r})\}ρ(x,y,z)=F−1{D(t,r)}
F−1\mathcal{F}^{-1}F−1:逆変換(逆散乱解析)
👉反応から空間を再構築
建築的にまとめると
人の行動→u→D→ρ\boxed{ \text{人の行動} \rightarrow u \rightarrow D \rightarrow \rho }人の行動→u→D→ρ
可視化として表示する式
住宅ではさらに:
L(x,y,z)=α ∣∇ρ(x,y,z)∣L(x,y,z) = \alpha \, |\nabla \rho(x,y,z)|L(x,y,z)=α∣∇ρ(x,y,z)∣
LLL:光の強さ
境界(壁・柱)ほど光る
👉構造の輪郭が発光
住宅で起きる現象
人が歩く↓
u↑u \uparrowu↑
センサーが反応↓
D(t,r)D(t,\mathbf{r})D(t,r)
壁の輪郭が光る↓
L(x,y,z)L(x,y,z)L(x,y,z)
建築コンセプトの数式的定義
House={ρ, u, D, L}\text{House} = \{\rho,\;u,\;D,\;L\}House={ρ,u,D,L}
「形」ではなく関数の集合として存在する家


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